04.源氏物語ミュージアムコース
紫式部の「源氏物語」は全54帖の長編で、最後の10帖は宇治を舞台にし、光源氏の息子薫や孫の匂宮と山裾に住む八宮(光源氏の弟)の娘たちとの恋物語が綴られ「宇治十帖」と呼ばれます。 ミュージアムは1998年(平成10)、宇治市の「源氏物語をテーマにしたまちづくり」の中核施設として建設され、宇治十帖の場面を再現した展示や、「紫式部日記」と「宇治十帖」をもとに製作された映像などを鑑賞し、物語の世界にひたります。常設展に加えて源氏物語や宇治に関する企画展、様々なテーマで開く講演会など理解を深める機会を提供しています。また、源氏物語関連書籍が所蔵され閲覧できます。
コース紹介
所要時間:2.0時間
歩行距離:2.0km
JR宇治駅
宇治橋商店街(茶商、茶農家、御茶師長屋門)
宇治橋(紫式部像、三の間)
通圓茶屋
宇治神社・宇治上神社
源氏物語ミュージアム(入館料)
橋寺宇治橋断碑(有料)
オプション
スポットガイド
源氏物語宇治十帖モニュメント
源氏物語宇治十帖モニュメント
宇治神社の鳥居前にある源氏物語宇治十帖モニュメントは、宇治十帖の始まりとクライマックスを表しています。屏風の部分には八宮邸を訪れた薫が、大君と中君を初めて見かける場面を、男女二人の像は匂宮と浮舟が夜を共に過ごすため対岸に渡る姿です。