うみうのウッティー

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 2016.5.18 経過報告

5月16日にふ化したウミウのヒナ(ウッティーの父・母つがいが産卵した4つ目の卵(A-4))が死亡したことをご報告いたします。

孵化日時 : 平成28年5月16日(月)  13時20分
ふ化時のヒナの状態 : 体重 37.8g  体長  95mm

死亡日時 : 平成28年5月17日(火) 17時30分
         死亡時の体重 23.3g


【 経 緯 】  
5月16日にふ化した、今年3羽目のウミウのヒナは、ふ化後安定した状態を保っていたが、17日午正午過ぎ頃から徐々に、お臍からそら豆ほどの大きさで卵黄嚢(生まれてすぐのヒナが成長するために必要な栄養分・卵の黄身)が飛び出してきた。すぐに大和動物病院の高橋将哉獣医師にお越しいただき、卵黄嚢を切除。しかし、その後もお臍から卵黄嚢と卵黄嚢とつながっている腸が体外に流出し、再び高橋獣医師より腸を体内に戻す緊急の手術が行われた。手術は成功したが、ヒナの体力不足のため、約2時間後に死亡。
ふ化時から、やや未成熟な傾向であったこと、臍帯部の形成異常がみられ、腹腔内に吸収された卵黄嚢と腸が体外に飛び出してきた事が死亡の原因と考えられる。



【 鵜匠コメント 】
 ふ化時から、小さなヒナだと感じていました。しかし懸命に鳴く声は、生命力が溢れているように見えました。高橋獣医師の速やかな処置や私たちの願いもむなしく、ヒナは死んでしまいました。
昨年より有精卵のふ化率が向上した結果、ふ化したものの未熟であったり、体力のないヒナと向き合っていくことが今後も起こりうるのかもしれません。
 今シーズンで2羽のヒナを亡くしてしまった悲しみと悔しさや虚無感は、日に日に成長し元気に育っているヒナや、鵜小屋の鵜たち、ウッティーたちの世話をすることで、私たちを励まし、前進する力を与えてくれるように思います。
 この経験は、必ず今後の鵜たちの飼育に役立てていきたいです。


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