うみうのウッティー

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 2016.5.9 経過報告

4/11にウッティーの父・母つがいが産卵した1つ目の卵(A-1)が孵化し、元気に育っておりましたが、5/9に死亡しました。

孵化日時 : 平成28年5月7日(土)  15時38分 
最初に殻にヒビを確認した時間 : 5月6日(金) 午後4時30分頃
孵化状況 : 宇治市観光センターに設けた専用の部屋にて孵化を確認
ヒナの状態 : 体重  40.4g  体長  105mm

死亡日時 : 平成28年5月9日(月)  12時50分
         死亡時の体重 35.1g


【 経 緯 】  
ふ化後、元気に育っているように見えたが、9日午前10時頃にエサを与えたところ、3度にわたり嘔吐。その際に気管を詰まらせたのが直接の原因と考えらる。
大和動物病院の高橋将哉獣医による、緊急の気道確保、酸素吸入等の処置を施されるが状態は改善せず、呼吸がだんだんと弱くなり、最終的には人工呼吸と心臓マッサージによる蘇生を試みるも死亡にいたる。



【 獣医による解剖所見 】獣医 大和動物病院 院長 高橋将哉 氏
消化管吸収機能の低下による削痩などの全身状態の悪化、
及び嚥下能力低下による誤嚥性肺炎に伴う呼吸不全。



【 鵜匠コメント 】
 ふ化後は、ヒナもエサをねだるような声を出し、これまでの3羽と同様に注射器でエサ(アジをペースト状にしたもの)を与えていました。エサを上手く飲み込めないような時もあり、1度に与える量を少なくするなど与え方にも気を付けていました。嘔吐の際、クチバシの中の吐しゃ物をヒナ自身が自力で吐き出すことが出来ないようで、指や脱脂綿で掻き出していましたが取り切れなかったようです。
みんなで待ち望み、長い時間をかけて卵から出てきたヒナだったため、その生命力の強さを感じていましたが、たった3日間しか生きられなかったことは、悲しくもあり悔しくもあり、まだ心の整理がつきません。しかし、これから生まれようとしている命がある今、今回のヒナの死と高橋獣医の解剖所見を今後のウミウのヒナの育成に役立てていきたいと思います。



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